情報の階層(ヒエラルキー)
dede-lab
デデラボ
「なんかダサい。」「中央に置いているのにズレて見える。」「悪くないけど、プロっぽくない。」
その原因は、センスではありません。
多くの場合、文字の設計ができていないことが理由です。
文字デザインの完成度を左右するのが、「重心」と「ふところ」です。
文字は、一本一本の線を組み合わせてできています。
でも私たちが見ているのは、その線そのものではなく、線がつくる形や、できあがったすき間のバランスです。
ここが整っていないと、
逆に整っていると、
フォントを選ぶだけでは、デザインにはなりません。
重心とふところを理解することが、“なんとなく”から抜け出す第一歩です。

重心とは、文字の中で「重く見える位置」のこと。
物理的な中心ではなく、人の目が感じる中心です。

同じ「東」という文字でも、
このように、ほんのわずかな位置の違いで印象は変わります。
文字の重心が整っていないと、下記のような印象になります。
逆に整っていると、
つまり重心は、デザインの“安心感”や“品格”を決める設計要素です。
ふところとは、文字の中にできる“すき間”のこと。
線と線のあいだや、文字の内側にある空間を指します。

同じ「東」という文字でも、
わずかな空間の違いで、文字の雰囲気は大きく変わります。
ふところが整っていないと、下記のような印象になります。
逆に整っていると、
つまり、ふところは、文字の読みやすさと印象を決める“空間の設計”です。